トイドローンTello / Tello Eduをプログラミングで飛ばしてみよう①

2019/04/05
image

今回の研究レポートは、Ryze Tech社より発売されている「Tello / Tello Edu」をプログラミング入門で使用されているScratchを使って動かしてみます。

Scratchの操作方法に関しては、研究レポート「Scratch2.0入門編」をご覧ください。

① Tello(Tello Edu)とは?

tello

Tello(Tello Edu)は、DJIとIntelの技術協力のもと開発され、重量80gという航空法による規制は受けないドローンで一般に「トイドローン」と呼ばれるジャンルのものになります。軽量ながらビジョンセンサー・気圧センサーが搭載され低価格を実現したドローンです。

ドローンの機体シェアの多く持つDJI社の技術協力ということもあり安定飛行のノウハウが盛り込まれています。

② Scratchとは?

scratch

小中学生向けにMITメディアラボが開発した新しいプログラム言語です。

無料で公開されていて誰でも簡単にダウンロードすることができます。

プログラミング言語と言っても難しい文字を書くのではなくブロックと言われるかたまりを組み合わせることによってプログラムを作成していきます。プログラミングを学ぶことで目的達成のための「論理的思考力」が鍛えられると言われています。

③ 環境を整えよう

img

① Telloのサイトで必要なものを確認しよう

はじめに、RYZEの公式サイトのダウンロードページへアクセスします。

[Scratch READEME]をクリックすると、Tello Scratch README.pdfが開きます。

英文で接続までの説明が記載されていますので、事項はわかりやすく必要なものを解説します。

img

② 必要なものをインストールしよう

英文のPDFには、必要なものが以下のものとして記載されていますので、それぞれ準備します。

1. Scratch2.0のインストール

2. node.js のインストール

3. RYZEの公式サイトよりプログラミングファイルをダウンロード

※ Scratch2.0の詳しいインストールについてはこちらを参照してください。

④ 必要なものをインストールしよう(node.js)

img

① node.jsのダウンロード

はじめに、node.jsにアクセスし、ご使用のデバイスに応じたファイルをダウンロードします。

左図では例として、WinLTS(推奨版)のWindows Instraller(.msi)64-bit をクリックしてインストールしています。

img

② node.jsのインストール画面(1)

ダウンロードしたnode-vXXX.msi(XXXはバージョン)をクリックすると、インストールが始まります。

まずは[Next]をクリックします。

img

③ node.jsのインストール画面(2)

「I accept the terms the License Agreement」にチェックして、[Next]をクリックします。

img

④ node.jsのインストール画面(3)

引き続き[Next]をクリックします。

img

⑤ node.jsのインストール画面(4)

引き続き[Next]をクリックします。

img

⑥ node.jsのインストール画面(5)

[install]をクリックします。

img

⑦ node.jsのインストール画面(6)

インストーラーが起動し、お使いの端末へのインストールが始まります。

img

⑧ node.jsのインストール画面(7)

インストールが完了したら[Finish]をクリックし、インストール終了となります。

⑤ 接続用プログラミングファイルをダウンロードしよう

img

① 接続用プログラミングファイルをダウンロード

はじめに、RYZEの公式サイトのダウンロードページへアクセスし、Tello Scratch README.pdfを開きます。

このPDFファイルの項目にある「Click here to download」という箇所があるので、ここをクリックすると「Scratch_For Tello.7z」がダウンロードされるので、任意のフォルダに保存します。

このファイルを解凍すると、「Scratch_普通版」フォルダーが生成されるので、中に格納されている以下のファイル

Tello.js
Tello.s2e
TelloChs.s2e

をScratch2.0がインストールされているフォルダーに入れます。

例:C:\Program Files (x86)\Scratch 2

※使用しているPCによって場所が違う可能性があります

⑥ 接続用プログラミングの起動

img

① コマンドプロンプトを起動

先程ダウンロードしたTello.jsを選んでコマンドプロンプトを使用して起動します。 まず、左下のウィンドウズマークをクリックしWindowsシステムツール/コマンドプロンプトを選択します。 黒い画面が現れますので、「cd C:\Program Files (x86)\Scratch 2」(※ Scratchがインストールされている場所)と入力します。 「node Tello.js」と入力すると、node Tello.jsが起動します。
img

② 起動を確認しよう

node Tello.jsが起動すると、左図のような画面になります。この画面になったら成功です!

img

③ Wi-Fiの接続をしよう(1)

Tello(Tello Edu)本体の右側にある電源ボタンを押して電源を入れると、Wi-Fiの接続が可能になります。

パソコン画面のタスクバー右部にある(隠れているインジケーターを表示しますインジケーター)をクリックします。

するとWi-Fiのマークwi-fiが出ますので、こちらをクリックします。

img

④ Wi-Fiの接続をしよう(2)

「TELL-●●●●」が表示されるので選択し接続するのを待ちます。

⑦ Scratchでプログラミングしてみよう

img

① 実験的なHTTP拡張を読み込み

Scratch2.0 オフラインエディターを起動すると、上部メニューに「ファイル」という項目があります。

これを、キーボードのShiftキーを押しながらクリックすると、展開されたメニューの一番下に「実験的なHTTP拡張を読み込み」というものが出てきますので、これをクリックします。

先ほどダウンロードした「Tello.s2e」を選択してください。

img

② ドローン用のプログラミングブロックを確認しよう

スクリプトの中の[その他]をクリックし、プログラミングドローン用のブロックが表示されれば成功です。

img

③ ドローンを離陸させてみよう

左図のようにプログラミングをしてみましょう。

takeoff=離陸、land=着陸となっていますので、hataをクリックし、実際にドローンが飛んだら成功です!

あとがき

いかがでしたでしょうか?

色々なソフトウェアを準備したり、英文の解読が必要だったりと、若干敷居が高いですが、実際にドローンをプログラミングで飛ばすことができるとまた違った楽しみがあるかと思います!

プロペララボでは、ロボット・ドローンを使った課題を他にもたくさん用意しています。

ぜひそちらにも挑戦してみてくださいね!

基本的なScratchプログラミングにもっと慣れたい方はこちらがおススメです!